
Moodle用語更新:2025年5月
Moodle用語<コースメタリンク>
Moodleには、「コースメタリンク」という機能があります。
これは、「すでに他のコースに登録されているユーザを、新しいコースにも自動的に登録できる機能」です。
※以下、公式サイトの説明を要約して、「概念を説明」させていただきます。詳細については公式サイトを参照ください。
■「コースメタリンク」の基本的な考え方
「メタコース」実際に授業コンテンツ(教材や課題など)を持つ
親コースです。

「子コース」すでにユーザーが登録されているコースです。
ユーザー(学生など)を「メタコース」に提供する役割を持ちます。

■どういう動きになるの?
「子コース」に登録されているユーザーは、そのままの状態で「メタコース」にも登録されます。
「子コース」で管理されているユーザーが、自動的に「メタコース」でもコンテンツを利用できるようになるという流れです。
ユーザーのアカウント情報や登録状態は、元の「子コース」にそのまま残ります。
■注意点
ユーザー情報の管理は子コース側で行います。
「メタコース」では、ユーザー管理は行わず、教材や活動の提供のみを行います。
関係性としては、「子コース ⇒ メタコース」の一方向です。
■メタリンクコースの例
「子コース」と「メタコース」をどのように設定するかの具体例をいくつか紹介します。例1もっともシンプルなメタコースリンクの例です。
例2「メタコースリンク」を利用して2つの「子コース」から1つの「メタコース」に登録する例で「コース統合」の最もシンプルな例です。
例3特定の1つの「子コース」のユーザーが2つの「メタコース」AとBに登録される例です。
例4複合型の登録例を示しています。2つの「メタリンク」コースAとBに対して「子コース」A「子コース」B「子コース」Cを「メタリンク」するモデルです。
「子コース」Aは「メタコース」Aを受講、「子コース」Cは「メタコース」Bを受講、「子コース」Bは「メタコース」AとBを受講できる「メタリンク」の例です。
補足このセクションでは
「コースメタリンク」機能の範囲内で構成する例を取り上げています。
「コース統合」は「コースメタリンク」を利用する1手法です。
応用編として
「子コース」にコンテンツを持たせる、「メタコース」へユーザーを登録する等も構成可能です。
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