教職員向け利用ガイド更新:2024年7月
5-2課題
ここでは、課題について説明します。課題を利用すると、教員が学生に課題を提示し、オンライン(Moodle画面に文字を入力する)で回答したり、ファイル(Word、Excel、PowerPointなど、あらゆる種類のファイル)を提出させることができます。
課題を作成する
1追加したいセクションの「活動またはリソースを追加する」から「課題」をクリックします。
2「一般」枠の必須項目「課題名」と任意で「説明」を入力します。コースに説明を表示する場合は、「コースページに説明を表示する」にチェックを入れます。 ※その他設定項目も、適宜設定してください。下記に、よく利用される設定項目の詳細を記載しています。
3「保存してコースに戻る」もしくは「保存して表示する」をクリックします。
課題の設定項目
チェックボックスにチェックした場合に、開始・終了・遮断日時を指定できます。
終了日時:
この日時以降も提出はできますが、「提出遅延」とマークされます。
遮断日時:この日時以降は課題の提出を受け付けません。
オンラインテキスト:
学生はMoodleの編集ツールを利用してテキストを作成し提出することができます。
ファイル提出:
学生は1つ、またはそれ以上のファイルを提出物としてアップロードすることができます。
▷ 最大アップロードファイル数 - 学生が提出可能なファイル数を設定できます。
▷ 最大提出サイズ - 学生が提出可能なファイル容量を設定できます。
▷ 許可されるファイルタイプ - 学生が提出できるファイル形式を指定できます。
フィードバックコメント:
評定者はそれぞれの課題にフィードバックコメントを残すことができます。
PDF注釈:
ファイル形式の提出物をPDFに変換し注釈を加えることができます。
フィードバックファイル:
評定者は課題評定時にフィードバックと共にファイルをアップロードすることができます。アップロードするファイルは、コメント付きのドキュメントまたはオーディオフィードバックにすることもできます。
評点:
「尺度」を選択した場合、「尺度」ドロップダウンから尺度を選択することができます。「評点」を選択した場合、この活動で与えることのできる最大評点を設定することができます。
合格点:
合格するために必要な最少評点を決定します。値は活動、コース完了および評定表で使用され、合格は緑色、不合格は赤色にハイライトされます。
アクセス制限を設定します。「制限を追加する」ボタンをクリックすると、メニューが表示されます。
完了トラッキング:
有効にした場合、コンディションに基づき手動または自動の活動完了がトラッキングされます。必要に応じて、複数のコンディションを設定することができます。その場合、すべてのコンディションに合致したときのみ活動が完了したとみなされます。活動が完了した場合、コースページの活動名の横にチェックが表示されます。
評定を必要とする:
有効にした場合、学生が評定された時点で活動が完了したとみなされます。活動の合格点が設定された場合は、合格および不合格アイコンが表示されます。
課題を一括ダウンロードする
学生が提出した課題や受験結果を一括でダウンロードする事ができます。
1課題をクリックします。
2「すべての課題を表示する」をクリックし、提出ページが開き提出物の一覧が表示されます。
3「すべての提出をダウンロードする」をクリックすると、提出物をまとめてダウンロードすることができます。
提出タイプの設定が「ファイル提出」の場合は提出されたファイル、「オンラインテキスト」の場合はHTMLファイル、両方の場合は提出ファイルとHTMLファイルが混在した圧縮フォルダでダウンロードされます。
4オンラインテキスト課題の場合は、「評定操作」の「選択」プルダウンメニューの「オンラインテキストの提出をExcel形式でダウンロードする」をクリックすると、1つのExcelファイルとしてダウンロードできます。 「オンラインテキストの提出をExcel形式でダウンロードする」はセル内のテキストの改行が反映されない状態で、「オンラインテキストの提出をExcel形式でダウンロードする(V2)」は改行が反映された状態のExcelファイルになります。
<オンラインテキストの提出をExcel形式でダウンロードする>
<オンラインテキストの提出をExcel形式でダウンロードする(V2)>
5オプションの「提出をフォルダに入れてダウンロードする」にチェックをつけると、ユーザごとにフォルダ分類してのダウンロードができます。
課題を採点する
提出課題を評価し、評点を入力しMoodle上で管理することができます。
1課題をクリックします。
2「すべての課題を表示する」をクリックします。
3課題の評定画面が表示されます。「評点」をクリックします。
4提出ステータスが表示されます。提出物を確認する場合は、提出ファイル欄のファイル名をクリックしてダウンロードし、内容の確認を行います。
5評点と、必要に応じてフィードバックコメントを記入します。
6評定されたことを学生に通知する場合は「学生に通知する」にチェックを入れ、「変更を保存する」または「保存して次を表示する」をクリックします。
クイック評定
提出テーブル内に直接評点(およびアウトカム)を入力することができます。
1課題をクリックします。
2「すべての課題を表示する」をクリックします。
3「オプション」枠の「クイック評定」のチェックボックスにチェックを入れると、「評点」列に評点入力枠が表示されます。
※「1ページあたりの課題数」では、1ページあたりに表示する課題の数を指定できます。「フィルタ」で「要評定」を選択すると未評定のもののみ表示されます。
4評点欄に評点と、必要に応じてフィードバックコメントを入力します。
5評点をすべて入力し終わったら「すべてのクイック評定の変更を保存する」をクリックします。
別の課題提出を許可する
学生が既に提出したファイルとは別のファイルを再提出させることができます。
1編集モードにし、課題の右端のをクリックします。プルダウンメニューから「編集を設定する」を選択します。
2「提出設定」の「追加提出」項目のプルダウンメニューで、「手動」を選択し、「保存して表示する」をクリックします。
3課題の画面で、「すべての提出を表示する」をクリックします。
4課題の提出の一覧が表示されるので、学生ごとに表示される「編集」のプルダウンメニューから「別の提出を許可する」を選択します。
5この設定をされた学生は、「ステータス」の欄に「再オープン」と表示され、別のファイルを再提出できるようになります。
学生には下のように表示されます。
提出期限のある課題における注意点 「遮断日時」を有効にしており、かつ、設定した「遮断日時」を過ぎている場合、手順4の「編集」のプルダウンメニューの「延長を許可する」も設定しておく必要があります。